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スケッチブックから
木曽駒ヶ岳の山頂小屋近くで描いた絵です。2002年、ずいぶん前ですね。
当日の泊まりは私たち夫婦だけでした。小屋番の方もお一人でした。
懐かしい想い出が、スケッチブックの中に詰まっています。しばらく、「スケッチブックから」になってしまいそうです。
” Mémoires dans mes carnets à croquis”
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リバーサイドでドクターコトー
いつもここで着替えます。
今日は、ウエダーではなく渓流シューズで軽快に。
渇水気味で今のところゼロ匹です。
青空見ながらオニギリを頬ばっていたら、、、
流れの脇で何かが泳いでいるのが目に入りました。
コウモリです。溺れているのかと思い枯れ枝にとまらせました。
岸にあげて、よ~く見ると、なんと、、、、釣り糸が絡まっています。ハサミで切ってあげました。 ところが、、、、
口に針が刺さって頬を抜けているのです。 朝まずめか夕まずめに、
テンカラ師の振った毛針を虫と勘違いして、
くわえてしまったのですね。毛針が見えるでしょうか。太い針で、抜いてあげようとすると「キッキッ!」
と泣いて指に噛みつこうとするのです。車にラジオペンチがあるのを思い出し
車まで連れていくことにしました。川通しに戻ると時間がかかってしまうので
少し下流に下がり斜面をはいつくのぼりました。車まで、約三十分でした。
手術は無事に終わりました。暗い茂みに戻してあげました。
「生きるんだよ!」と、声をかけて。
その後、車で500メートルほど移動し、渇水の渓から4匹の岩魚を
釣ることができました。物語にはまだ続きがあるのです。
車に戻ったのが3時頃でした。竿をしまい、発車しようとした時です。
まだ3時すぎですから、とっても明るいですよね。フロントガラスに
ぶつかるようにコウモリが飛んで来たのです。そして横のコンクリート
壁にとまりました。「あのコウモリの連れ合い?挨拶にきたの?お大事に。元気でね。」
今日釣れた岩魚は、あのコウモリの恩返しだったのでしょうか、、、。
ドクターコトーの顛末です。“Chauve-souris et moi”
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夏休み(2)
ゴンドラに乗って、栂池自然園へ。
湿原展望台からは、白馬大雪渓が望めました。肉眼でも雪渓を登る登山者が
見えるほどクリアな天気です。テントを担いで、あの大雪渓を登った昔、、、。
懐かしいなあ~! 何歳の頃だろう? もう20年も前でしょうか?8月の中旬にもなると、大雪渓もずいぶん薄くなっていますね。傾斜がきつくなり
登るのは大変なのでしょうか?青空に、 フンワリと。
青空の下の夏休み。楽しいことは、「アッ!」という間に終わってしまいますね。
“Vacance d’ete”
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夏休み(1)
盆送りを早く済ませて、「夏休み」に出かけました。
16日から二泊で八方温泉に泊まり、北アルプスを眺めて
(登ってはいません)夏休みを過ごしてきました。
天候は「お見事」!文句の付けようがありませんでした。白馬鑓と杓子岳:一番手前の八方尾根の起伏がきれいでした。
“Trois jours a Taigakukan”
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ころぼっくるヒュッテ
長野県霧ヶ峰高原車山肩にコロボックルヒュッテは建っています。こぢんまりとした
清潔なこの山小屋を、わたしはとても気に入っています。数年前の10月、この山小屋
に宿泊したことがあります。満天の星。そして明くる朝、霜の降りた高原からは、北
アルプスの初冠雪を、凍える手のひらに息を吹きかけながら眺めました。初めてこの山小屋を訪れた折りに買い求めたのが、この本でした。この山小屋の
創始者、手塚宗求さんの著書です。
すっかり魅了された私は、この山小屋を訪れる度、一冊二冊と買い求めました。自然の中、山の中で幾つかの夜を過ごしたことのある者にとって
こんな山小屋を持つことは、きっと共通の夢かもしれません。
そんな夢を満たしてくれるのがこの山小屋でした。
(信じがたいような過酷な歴史を持った山小屋ではありますが)流れる霧の中、キスゲが揺れていました。咲く数は、年によって
違うようですが、高原を黄色く染めて今年の昨日も揺れて咲いて
いました。
そんな中、数咲くキスゲの一本が語りかけました。
「わたしは、ここよ。」と。“C’est moi, ta mere”
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剣岳 点の記
映画 剣岳「点の記」見てきました。壮大、過酷な剣岳の岩壁に
圧倒されました。映画の内容(ストーリー)は「うう~ん」でしたが。
何年か前、唐松岳に登った折り山荘からの夕闇の中に、ポッカリ
と浮かんだ剣岳を思い出しました。“Mont Tsurugi” par Mieko
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幸福の青い鳥
梢のステージで、オオルリが唄っています。
「おいら、山の幸せ売りさ」、、、と。“Je chante pour vous”
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岩魚釣り
水上に岩魚釣りに行ってきました。暑くなく寒くなくの釣り日和。
一戦目は、湯ノ小屋沢。坤六峠への道はまだ通行止めで、テクテク
歩きました。2時頃、いきなりの雷鳴で腰を抜かしかけ、あわてて
撤退。湯桧曽川に移動です。どちらの川でも綺麗な岩魚が釣れました。
写真はありません。(ホントに釣れたんですよ)
岩魚の塩焼き食べたい人~、いま~すか?
ビール持参でお越し下さい。“Avec de la biere”
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山寺
かの有名な「山寺」に良く似ていました。 秩父札所31番です。心洗われました(?)。
“Temple de la montagne”
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釣り
釣りに行ってきました。釣りは二、景色、鳥が一でした(全くの負け惜しみ)。
綺麗な山女魚も釣れたんですよ。
サシバを生まれて初めて見たのはこの場所でした。その日は、なんと
八海山を背景に飛ぶイヌワシも見たのです。何年前のことだったのか。
魚籠の中が、コゴミでいっぱいだったのは良~く覚えています。楽しい一日でした。
“A la peche”
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