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おむすび持って
おむすびを4つ作ってもらいました。腰に巻き付けて(嘘です)山登り。
標高約1500m。やはり冷え込むのですね。湖向こうにそびえるのは、赤城の主峰「黒檜」(かな?)木々が凍りついて寒そう。
ポカポカ日なたで、おむすび3つ、食べました。りんごを丸かじりして、
ミカン二つ食べてたら、風花が舞い始めました。「おっりよ~!」と
残ったおむすび、ザックにしまってトコトコ下山。
3連休初日の雪の単独行。かっこいい~(でしょ?)“Petite excursion avec quatre omusubis”
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散歩道上空
カワウの大群が風に流れるウンカのように、南東から北西に大移動。
何処に行くのでしょうか?
狩猟が解禁になっています。ハンターの発砲音に驚いての移動でしょうか。
数年前、釣り人から利根川でこんな話を聞きました。「トビやノスリの死骸が
流れてくるんだよ。何でもかまわずぶっ放してるんだから。あぶなくって!」
と。 オオタカやハヤブサが撃たれる新聞記事もありましたね。
この時期、利根川の河原には近づけません。浅間山が真っ白でした。
“Kawau , vous volez à Mt. Asama-yama ?”
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ぐるっと800kmの旅
車窓を「秋」が流れていきます。
終着駅は「欅平」。黒部峡谷鉄道の終点です。
明けて翌日。車窓遙かに「冬」。剣岳。
五箇山合掌集落は白川郷の賑やかさは皆無。「静」。
私は、この「静」のほうを好ましく思いました。雪の中のこの集落を
必ず見ようと心に強く思いました。旅の最後は、高山。こんな感じの町並みが、今もてはやされていますね。
観光客の行き交う横の流れで、アオサギが獲物をねらって佇んでいました。安房峠をくだり沢渡、松本に出て高速道まわりの800kmの旅。大部分を運転して
下さったYAさん。お疲れさまでした。そして有り難うございました。
MMさん、楽しい旅の計画、現地での渉外有り難うございました。
次回も楽しい旅を計画して下さい。“D’automne en hiver”
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山猫軒
小さなレストラン「山猫軒」は山の中。数年前とは場所も、建物も違っていたけど
山の中。暖炉で燃える薪の匂いが秋の陽差しの中を、漂ってます。ここが入り口,山猫軒。
10月最後の日の小さな旅。
“Chat sauvage”
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秋の寓話
高く大きく偉大な樹の王が神に祈りました。
「神よ。私はもう充分長く生きました。永遠の眠りにつかせて下さい。」
「樹の王よ。お前はその体で、幾多の若き命を護ってきた。獣も鳥も
そしてお前の子達を優しく抱いて。荒れ狂う嵐、吠える稲妻からも
永きに渡って守り通してきた。永遠の眠りにつく前に、お前の願いを
ひとつ叶えてあげよう。」
「私の願いはただ一つ。私の森に降り注いだ雨のあと、大空にかかる
あの美しい虹の色で私を包んで下さい。」
神は、偉大な樹の王を七色の光で包むことを約束しました。
樹の王は、微笑みながら安らかな眠りにつきました。“Roi de la foret”
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黄葉の中で
松本へ抜ける峠道にて、10月25日。
“Feuilles de couleurs jaunes”
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結婚記念日は山の上
10月10日結婚記念日に北アルプス燕岳へ。
合戦小屋手前から小雪が舞いはじめましたが、小屋に着く頃には
回復し(陽が落ちて又降り始めました)燕岳の姿が眼前に望めました。生まれて初めての目撃でした。「ブロッケン現象」
わき上がる雲の中に見え隠れ。
明けて11日、日の出前。何しろ「寒い~!」
快晴の空の下にそびえる燕岳に。 「さよなら、また来ます。」
楽しく思いで深い結婚記念日になりました。“Trente-huitieme anniversaire de notre mariage”
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渡りゆくタカと蝶:中間平
タカの渡りも、もうそろそろ終わり。見送りに中間平に。
朝のうち晴れ、急速に曇り小雨も。それでも雲の下をハチクマが渡っていきました。
午後になり青さの増した空をアサギマダラがひらひらと、なんとも心細そうに
飛んでいきました。この蝶が数千キロ離れた南へ到達するのは、何時なのでしょう。「旅をする蝶」アサギマダラは、春には、南西諸島から本州へと北上し、夏には
その子孫が涼しい高地に滞在し、秋には南西諸島を目指して南下をします。
その移動距離は1000kmから2000kmにも及ぶとか。この蝶に限りませんが
まさに命そのものが浮遊しているように思えてなりません。“Beaucoup de vies, ce cont belles”
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タカの渡り
寄居町の高台、中間平はタカの渡りが見られることで
知られています。今日も愛好家で賑わいました。
お天気が生憎でしたので、「渡り」と言うほどではなかった
ですが、私がいる間でも、サシバ、ノスリ、トビが姿を見せて
くれました。鳥にとても詳しい方が大勢集まりますので勉強になります。ノスリとモズが撮せました。
“Sous le ciel gris”
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渓
16日、水曜日。午前5時25分。白みかけた空に細い三日月がかかっている。
このパーキングに着いて、3時間ちょっとの仮眠。行く手の山は雲の中。魚籠の中には型の良い岩魚が数匹。午後4時過ぎ渓を上がり宿へ向かう。
17日、木曜日。快晴の空の下。今シーズンの釣りの終幕。
色づいた葉が川面に落ち雪が舞えば、岩魚たちも眠りにつく。
さあ、この路を車まで戻ろう。
峯に降る雪よ、育んでおくれ。流れの中の岩魚たちを。
“Au revoir!”
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