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静寂の森
蕎麦やさんが開店するまでの時間、近くにある神社に詣でました。
猪狩神社を守護するのは、「犬」ではなく、やはり「狼」でした。
秩父の山奥には絶滅したはずの狼がいまだひっそりと棲息している
のではと思ってしまいます。「うおおおおお~ん!」ヤマブキソウはまだ蕾です。あと数日で開花でしょう。桃源郷はその日
黄色く彩られて光り輝くことでしょう。 今日の桃源郷はその日を静かに
待っているようでした。K先生が立派な鹿の角を見つけました。それをちょっと拝借して。
「うちの女房にゃ、角がある!」枯葉に覆われた斜面を登ると、足元で声がしました。
「私を撮して。先月の雪に耐えて頑張ったの」と。季節のうつろいの中に生まれ出て、そして消えていく「命」を見た一日でした。
“Mort et vie”
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この林で
午後フクロウの林に出かけました。巣箱の中にヒナの姿は
ありませんでした。巣だったのでしょう。巣箱の真下まで
降りていきました。なにか痕跡があるかと思い。
枯葉の中に蛇の死骸が。「餌として親フクロウが運んだものが
巣箱から落ちたのだろう、写真を撮っておこう」と思い、枯葉の
中から引きずりだそうとすると、動いたような気がしました。枯れ枝でつつくと、尾をキリキリキリとふるわせて頭を持ち上げ
ました。たいがいの蛇はすぐに逃げますが、逃げようとしません。
以前見たマムシより色が淡いので???でしたが、異常に攻撃的
なので、写真を一枚撮ってから、太い枯れ枝をお腹の下に入れて
遠くへ放り投げました。多分、マムシでしょう。この樹がそびえる谷間で、フクロウが巣立ちました。寒い時期に巣箱を
架けてからの数ヶ月、この林で繰り広げられたドラマに思いを馳せながら
無事に何処かで生きていくようにと祈りながら帰途につきました。“J’ai fait des voeux de sante des chouettes”
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五月晴れ
仙元山に鳥見に。なんと、最初に見たのはツグミでした。道草好きなのですね。
林の中には、かなりの数のシメがいました。一羽が葉陰から出てきて
いい所にとまってくれました。「しめ、しめ。」とパチリ!森の父さんが、センダイムシクイの声を聞きつけ探してくれましたが
姿は見えませんでした。鳴き方「焼酎いっぱい、うい~」でしたっけ?
でも今日の陽気は、「生ビールいっぱい、うい~」でしたね。
お蕎麦を食べて散会。帰宅して昼寝。
さあ~出かけるぞ~! 意気込んでフクロウ観察。
巣穴から見える顔つきがなんだかおかしいな~?と思ったら
なんと、ヒナでした。 愛くるしい!の一言です。無事に巣だってくれるといいですね。五月晴れの初日、幸運!
“Je me sens heureux!”
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追憶の川
思い出せるままに、、、、、
利根川 湯桧曽川 湯ノ小屋沢 発知川 四釜川 根利川
小黒川 渡瀬川 田沢川 餅ケ瀬川 庚申川 内ノ竈川
魚野川 宇田沢川 大源太川 三国川 守門川 駒出川岩魚 山女魚を求め一緒に歩いた友達が亡くなりました。
やすらかに。 -
芝桜
暖かかった21日水曜日の芝桜の丘です。平日でもかなりの混雑:
特に車が多かったと思います。明日、明後日の混雑はヒドイのでは
ないかと思います。出かける方は、お覚悟を!“Vous avez assez de patience ?”
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友あり遠方より来たる
秩父の芝桜を見に、遠方より友達が来てくれました。まだ6~7分咲き。
どんな感想だったでしょうか?私が思うにちょっと期待はずれだったのでは。
でも私の心には満開の花が咲いていますよ、コロンさん。 ありがとう。
大好きな山形に、素敵な友達ができました。(Pipi ありがとう)“Une amie qui est venue de Yamagata”
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春の雪
春の雪でしたね。と言うより、春の中の冬ですね。
お目当ての桃源郷は、雪で阻まれました。夏タイヤに替えてしまった
のですから無理ですね。桜と雪。なかなか素敵でした。“Cericiers et neige”
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春休み
春休みだ~、と出かけてきました。
新穂高ロープウエイを乗り継いで雪山を眺め、「槍見館」の露天風呂に
つかってノンビリでしたが、9回もいろいろなお風呂に入って湯疲れしました。ここからだと槍の穂先が曲がって見えるんです。
西穂高からおりてきたアルピニスト。尊敬してしまいます。
噴煙を上げる焼岳。1915年の大爆発では、泥流が梓川をせき止め大正池になったのですね。
明くる日は高山へ。高山祭り前のせいかすいていました。昼ご飯は豆腐料理を
食べましたが、いまいち(味付けがしょっぱい)でした。
絶品は、デザートにと入ったお店の「ワラビ餅」です。ホントに美味しかった。このお店です。そして、これが絶品の「ワラビ餅」。
「これだけを食べに来てもいいね!」、、、、、、、(誰が運転するの、、、、、)“Vacance de printemps”
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春風に誘われて
春の遅い北国にもやっと春がめぐってきました。小さな流れが光っています。
門前の花もほころび、春の陽差しをいっぱいに受けています。
そんな風情を感じませんでしたか? 実は埼玉、和紙の里:小川町の
山裾にあるお屋敷なのです。
そこから車で少し走ったところに、桃源郷があります。少し盛りは過ぎたようですが、まだまだ綺麗に辺りを彩っていました。
“Au printemps les arbres sont en fleurs”
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スキーに
軽井沢 に近づくと雨脚が長く太くなってきました。
目指す山は雨だろうか?雪だろうか? 雨でした。
10時半ころには雨、やみました。 今シーズン最後の
滑走(?)は11時05分開始。バンクーバーオリンピックのマスコット「sumi」が一緒です。
「有り難うございました。来シーズンもよろしく。」とスロープに一礼。
3時に山を下りました。 途中みごとで妖しい枝垂れ桜があります。
まだ固い蕾でした。北アルプスの山並みは、スキー場からわずかな時間、望めました。
とても綺麗でした。(写真は撮りませんでしたが)
チーズ屋さんから見えるこの山、「蓼科山」でしょうか?
花の名前、山の名前、覚えてもすぐに忘れてしまいます。“Où tu voles ? “
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